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【東京】

葛西海浜公園の水質浄化へ 古式漁具「竹ひび」設置

葛西海浜公園に設置された竹ひび=昨年5月、江戸川区で(ふるさと東京を考える実行委員会提供)

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 東京湾に面した葛西海浜公園(江戸川区)の水質改善に取り組むNPO法人「ふるさと東京を考える実行委員会」(同区中葛西)が、竹の幹に竹の枝を束ねてくくりつけた古式漁具「竹ひび」を設置するための協賛金(一口二千五百円)を募っている。竹ひびには水を浄化するカキがすみつき、魚やカニが集まる効果が期待できるという。 (大平樹)

 実行委は昨年、長さ約四メートルの竹ひびを二百二十本設置。今年は千本を計画し、三〜六月に、園内の「西なぎさ」近くの沖合で海中に差し込み一直線に並べる。

 カキは固いものに付着する性質があるため、竹ひびには周辺のカキから生まれた幼生がすむ。風を防ぐ効果もあり、二〇一三年から海水浴ができるようになった西なぎさの波を穏やかにする狙いもある。

 最終的には西なぎさの湾をふさぐように、約八百メートルにわたって設置する。担当者は「効果が出るまで数年かかるが、海水がきれいになり、生態系も豊かになる」と話す。

     ◇

 実行委は海への関心を高めるため五、十二、十九、二十六日と三月五日の午前十一時〜午後二時、同公園管理事務所で、海苔(のり)すきと試食体験会を開く。実行委が西なぎさで養殖する浅草のりとワカメを使い、型に流してのりを作ったり、のりのみそ汁やワカメのしゃぶしゃぶを試食したりできる。

 参加無料で各日定員二百人。雨天中止。問い合わせは実行委=電03(3869)1992、当日は同公園管理事務所=電03(5696)4741=へ。

 

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