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【東京】

西東京市長選 丸山さんが再選 投票率32・90% 2庁舎統合に弾み

支援者らと再選を喜ぶ丸山浩一さん(中)=西東京市で

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 西東京市長選は五日、投開票され、無所属で現職の丸山浩一さん(69)=自民、公明推薦=が、無所属で新人の市民団体役員杉山昭吉さん(67)=共産、自由推薦=を破り、再選を果たした。当日有権者数は十六万四千二百七十一人、投票率は32・90%で前回の36・93%を下回り、過去最低だった。 (鈴木貴彦)

 当選が決まった丸山さんは、午後十時四十分ごろに西武新宿線田無駅北口の事務所に姿を見せ、詰め掛けた支持者や運動員らと次々に握手。祝福を受け、喜びをかみしめた。

 丸山さんは、医師として病院勤務二十三年、都職員十七年の経験と一期の実績を生かし、医療や保健、福祉の充実を目指す「健康応援都市」の促進をアピール。経済や教育、環境の向上も掲げ、「まち全体をもっと健康に」と訴えて前回選挙でも戦った杉山さんとの一騎打ちを制した。自民、公明などの都議や市議らの組織をフル活用した盤石な選挙戦を展開した。

 杉山さんは、出馬表明が告示二週間前の一月十六日と出遅れた。「市民に犠牲を強いて行革を進めている。市民第一の市政を」という現市政批判の訴えも浸透せず、及ばなかった。

 両陣営で対立点が鮮明だった旧保谷、田無の市役所二庁舎の統合問題でも、杉山さんは「市民の合意を得て決定を」と主張して争点に据えたが、有権者の大きな関心を集めるまでには至らなかった。

 選挙の結果は、二〇〇一年の合併から十六年が経過しても一つの市に庁舎が二カ所ある現状を見直し、統合へとかじを切った丸山さんの方針が信任されたといえる。

 ただ、低投票率が物語るように、選挙戦が最後まで盛り上がりに欠けたのも事実で、白紙委任とは言い切れない。「旧保谷、田無の両地域の良さを生かす方向で」と語ってきた丸山さんの二期目は、丁寧な合意形成ができるかどうかと、実行力が問われる。

<開票結果>

当 33,486 丸山浩一 無 現<2>

  19,698 杉山昭吉 無 新 

  全票終了

 

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