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【東京】

紙本墨画淡彩鍾馗図(御蔵島)、江古田の獅子舞(中野区) 都文化財へ

勇壮な演舞が特徴の江古田の獅子舞(都教育庁提供)

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 都文化財保護審議会は、都内に残る最古の三匹獅子舞の一つとされる「江古田(えごた)の獅子舞」(中野区)など二件を新たに都の文化財に指定するよう、都教育委員会に答申した。二十三日の都教育委で決定する。 (木原育子)

 都の無形文化財に指定される見通しの江古田の獅子舞は、毎年十月の第一日曜に行われる氷川神社の祭礼で奉納されている。三人の獅子役が笛、太鼓などに合わせて踊る。古文書では、一六四九(慶安二)年に修験の僧・宥圓(ゆうえん)が伝授したとされる。

 御蔵島村に残されている絵画「紙本墨画淡彩鍾馗図(しほんぼくがたんさいしょうきず)」は、有形文化財となる見込み。縦百五十五センチ、横九十一センチで二十四枚の紙を貼り合わせた作品で、張りのある線描でまとめた力強い作風。江戸時代の画家、英一蝶(はなぶさいっちょう)(一六五二−一七二四年)の諱(いみな)(本名)の「款記(かんき)」が残り、芸術的価値が極めて高いとされる。英一蝶が三宅島に流された時に制作されたと伝えられ、文化史上の価値も高いという。

御蔵島の歴史や生活もうかがえる「紙本墨画淡彩鍾馗図」(都教育庁提供)

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 小平市の鈴木遺跡では、二〇一四年に市に寄付された二地区の追加指定が答申された。同遺跡は、後期旧石器時代の十二枚の文化層からなり、局部磨製石斧(せきふ)や細石刃(さいせきじん)など石器群が出土。保存状態が良好だという。

 

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