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【東京】

絵本画家が読み聞かせ 品川・第四日野小で命の尊さテーマに授業

絵本を手に命の大切さを児童らに語りかける夢ら丘実果さん(右)=品川区で

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 子どもの自殺やいじめの防止活動に取り組む絵本画家の夢(む)ら丘実果(みか)さんらが九日、品川区の第四日野小学校(西五反田四)で、命の尊さをテーマにした読み聞かせ授業を行った。六年生児童二十七人が、真剣な表情で耳を傾けた。

 教材は、夢ら丘さんが描き、吉沢誠さん(42)が文章を書いた絵本「カーくんと森のなかまたち」。自信を持てずに悩むホシガラスの主人公「カーくん」が、先生や友人に励まされて元気を取り戻していく物語。夢ら丘さんと吉沢さんは二〇〇七年から各地の学校を回り、授業数は五百回を超える。

 この日は、交通事故に遭って絵筆が持てずに悩んだが、娘の言葉で救われたという夢ら丘さんの経験も交え、「人は助けあって生きていくもの。ひとりぼっちにならないで」と語った。

 授業を受けた男子児童の一人は「認め合って生きていくことの大切さが分かった」と話していた。

 区内では昨年五月、ともに十三歳の女子中学生二人が自殺。区の村尾勝利・教育総合支援センター長は「夢ら丘さんらの活動はありがたい」と話した。読み聞かせ授業の要望は夢ら丘さんのホームページで。 (梅村武史)

 

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