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【東京】

現代アート、街に出没 江東・都現代美術館であすからイベント

傘を制作する、ひがしちかさん(Coci la elle=コシラエル)=東京都現代美術館提供

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 親しみやすい商店街のある下町に現代アートが出没するイベント「MOTサテライト」が十一日、江東区の清澄白河地区で始まる。大規模改修で休館中の都現代美術館(MOT)のプロデュース。詩人吉増剛造さん(77)の句会やワークショップなどが各所で展開されるほか、地元にアトリエを構える日傘作家ひがしちかさんら多彩なアーティストが登場する。 (中村信也)

 清澄白河は、都営地下鉄大江戸線と東京メトロ半蔵門線が交差する清澄白河駅ができたことなどから、元々の清澄と白河という町名が合体して呼ばれるようになった。行列のできるコーヒーショップやおしゃれな古書店などの出店が相次ぐ。「美術館通り」と名付けられた駅の近くから美術館までの通りは、アート好きの人々が行き交う。江戸時代に俳人松尾芭蕉が庵(いおり)を構えるなど歴史ある下町風情を保ちながら、アートな街に生まれ変わっている。

 そんな街に、休館を利用して美術館が飛び出そうというのがこのイベントだ。テーマは「往来往来」。東北に旅に出た芭蕉が出発した隅田川も近く、川と運河が縦横に走る。昔から人々の往来の場だったことから考えたという。

 企画した都現代美術館の学芸員藪前知子さん(42)は「アーティスト、美術館、地域や来場したみなさんが出会い、新たな往来に出発してほしい」と話す。

 三月二十日までの木曜、金曜、土曜、日曜、祝日の午前十一時〜午後六時に開催。深川江戸資料館や芭蕉記念館などを除き、入場無料。開催場所などは公式ホームページで。

 

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