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【東京】

立川 屋外アートに落書き 塗り直し直後にも 市が被害届 

落書き被害に遭った屋外アート作品=立川市で

写真

 屋外アートが点在するJR立川駅北口の再開発地区「ファーレ立川」で、作品の一つが1月から2度にわたって落書きされる被害に遭った。塗り直した直後に再び落書きされたことで悪質と判断した立川市は、立川署に被害届を提出した。 (加藤健太)

 市によると、作品は国内外で活躍する造形作家川俣正さんが手掛け、ホビー店「コトブキヤ立川本店」の脇に設置されている。倉庫のような形が特徴で、実際に清掃用具入れとして使っている。

 最初の落書きは一月二十九日午前、通り掛かった男性が見つけた。連絡を受けた市は同三十一日に薬剤で消して再塗装したが、三日後に再び落書きが見つかった。二回ともスプレーのようなものが使われ、描かれた模様なども似ているという。

 ファーレ立川には百九点の屋外アートが街並みに溶け込むように設置されている。吹きさらしのため、定期的に修繕する必要があるが、維持費の捻出は容易ではなく、市や商工会議所、ビルの所有者などでつくるアート再生実行委員会が協賛金を募ったり、インターネットで寄付を集めたりしている。

 二回で五万円程度かかった今回の再塗装の費用は市が負担するが、市地域文化課の小山裕二郎さんは「作品は貴重な文化的財産。いたずらが続けば修理代もかさむので、絶対にやめてほしい」と話した。

 

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