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【東京】

梅まつりの香りを聞いて 世田谷の録音奉仕グループが案内の音訳CD

せたがや梅まつりの音訳CD(手前)を作成した「ひびき」のメンバー=世田谷区で

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 目が不自由な人にも、世田谷区立羽根木公園で開かれている「第40回せたがや梅まつり」を楽しんでもらおうと、同区の録音奉仕グループ「ひびき」がパンフレットの音訳CDを作成した。区内の梅丘、新代田、松原の各まちづくりセンターや図書館などで配布している。(小野沢健太)

 音訳CDは、十六ページの冊子の内容などを七十分間の音声にまとめた。最寄りの小田急線梅ケ丘駅から公園への行き方や、梅が咲いている場所などを詳しく紹介し、期間中の催しの情報も入っている。また、二十五日午前十一時と午後一時に開催予定の、障害者も参加できるガイドツアーの説明も収録。巡る道順や、梅の花は甘酸っぱい香りがすることなどを臨場感ある朗読で紹介している。

 ひびきは、一九七八年一月に主婦ら有志が設立し、現在は五十〜九十代の三十八人が所属。各家庭でパソコンを使って録音し、依頼者へCDを送っている。将棋の雑誌や俳句会で詠まれる句など、音訳するものは多岐にわたる。

 梅まつりのCDは、NPO法人「世田谷区視力障害者福祉協会」の依頼で作成し、同協会が約八十枚を区に寄贈した。朗読を担当した岡山万里子さん(70)=同区北沢=は「音声だけで分かってもらえるよう、文章を練って朗読した。『梅まつりに行きたいな』と思ってもらえたらうれしい」と話していた。

 梅まつりは三月五日まで。問い合わせは、せたがやコール=電03(5432)3333=へ。

 

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