東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

被爆3世が原発の町巡るドキュメンタリー 八王子で来月上映

主人公の松永瑠衣子さん(右)が、大間原発の反対運動をする女性(左)の説明を聞くシーン((C)2015ソネットエンタテインメント/AMATELAS)

写真

 長崎の被爆三世の女性が「原爆と原発は何が違うのか」という疑問を持ち、原発事故や原発建設の影響を受けた町などを旅するドキュメンタリー映画「アトムとピース〜瑠衣子(るいこ) 長崎の祈り」が、三月四日に八王子市で上映される。 (村松権主麿)

 主人公の小学校講師、松永瑠衣子さん(24)は祖母が被爆した長崎市で生まれ育った。東京電力福島第一原発事故で全町避難となった福島県浪江町を訪ねたり、大間原発を建設中の青森県大間町などで反対運動をする人と交流したりする。原子力政策を推進してきた専門家らの話も聞いた結果、原発に頼らない生き方を選ぶ。

 元NHKディレクターのジャーナリスト新田義貴さん(47)が監督し、昨年六月から全国で上映されている。原発事故や原子力政策に関わった、国内外の政治家や専門家を新田さんがインタビューし、九十四分の映画に盛り込んだ。

 上映会は、市民の依頼などで食品の放射線量を測定している八王子のボランティア団体「ハカルワカル広場」が企画した。西田照子共同代表(69)は「唯一の被爆国で、福島原発事故を経験した日本が、原発を持つことの是非を問う映画。多くの人に見てほしい」と話す。

 会場は北野市民センターホール(北野町)で、午後一時半と四時半からの二回上映。三時二十分から約三十分、広島の被爆者で八王子平和・原爆資料館(同市元本郷町三)共同代表の上田紘治さん(75)が講演する。

 前売り八百円、当日千円。障害者と高校生以下は無料。問い合わせは、火〜金曜の午前十〜午後三時にハカルワカル広場=電042(686)0820=へ。 

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by