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【東京】

「全税共 人と地域の文化賞」25回 千代田できょう贈呈式

地域全体で取り組んでいる田原祭のみこし=京都府宇治田原町で

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 税理士らが推薦して有識者が選ぶ「全税共 人と地域の文化賞」(主催・全国税理士共栄会文化財団=南口(なんこう)純一理事長、品川区)が二十五回を迎え、千代田区の帝国ホテルで二十日、贈呈式が行われる。

 この財団は、税理士と税理士が担当している中小企業の福祉共済団体「全国税理士共栄会」が、地域の芸術文化の振興のため、一九九一年に設立。二〇一一年に公益法人に移行した。

 文化賞は、芸術、伝統芸能、伝統工芸技術、食文化の四分野が対象。税理士や都道府県教育委員会などの推薦を基に、国際科学振興財団主席研究員の大橋力さんら有識者二十人が選考に当たり毎年贈呈している。

 これまで三十八件の受賞者のうち、都内からは「最後の江戸木挽(こびき)き職人」といわれた林以一(いいち)さんら五件。本年度は京都府宇治田原町の「田原祭保存会」が受賞となった。賞金二百万円。

 田原祭は五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祝って十月に行われる祭で、中世から約七百年続いているとされる。氏子集団が今も存続しているのが貴重で、地元の識者と氏子の人々が簡略化された祭をかつての姿に近づけようと、地域全体で取り組んでいることなどが評価された。

 財団はこのほか、文化賞と同じ分野で助成事業も行っている。 

  (中村信也)

 

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