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【東京】

3・11の元消防官が救命士への道を照らしてくれた 浅草寺で金城さんら講演

「いのちを守る」と題して講演した佐藤誠悦さん(左)と金城万里奈さん=台東区で

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 東日本大震災で妻を亡くした元消防官と出会い、自らも救急救命士となった金城万里奈(きんじょうまりな)さん(27)=神奈川県小田原市消防本部=が19日、台東区の浅草寺境内であった公開学習会で講演した。 (石川修巳)

 金城さんは、昨年三月十一日付本紙朝刊一面で紹介された。四歳だった一九九五年に神戸市で阪神・淡路大震災を経験。当時の支援への恩返しがしたくて、ボランティアに訪れた宮城県南三陸町で、消防署副署長だった佐藤誠悦(せいえつ)さん(64)=同県気仙沼市=と出会った経緯を説明した。

 震災で妻を亡くした佐藤さんに、それでもなぜ現場に向かえるのか、と遠回しに尋ねた金城さん。「残された者の使命だからだよ」との答えに、「救命士へと進むべき道を照らしてくれたようでした」と振り返った。

 この日は、佐藤さんも「いのちを守る」と題して講演し、支え合う縁の大切さを語った。震災語り部として、この講演が百八回目になるという。

 

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