東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

<東京セレクト>人気の方眼罫ノート オキナ プロジェクトペーパー

「プロジェクトペーパー」など自慢の商品について話すオキナの中井悦朗社長=墨田区で

写真

 方眼の罫(けい)が入ったノート「プロジェクトペーパー」に字を書いてみた。万年筆、ボールペン、鉛筆。どれを使っても滑らかな書き心地だ。「製紙会社に特注した、ひっかかりが少なく書きやすい紙。発売以来同じものを使っている」と製造するオキナ(墨田区)社長の中井悦朗さん(59)は胸を張る。

 封筒やノートを手がけるオキナが、プロジェクトペーパーを発売したのは一九八二年。方眼罫を入れた多目的ノートとして開発された。当時は、ノートは横の罫線が入ったものが主流。考案したのは中井さんの父親で先代社長の弘さんだ。

 「趣味だった絵を描きやすいノートがあればと考えたのだろう。私も新入社員として小売店を回って営業をした」と中井さん。前例のない商品だっただけに、「売れるかどうか分からない」と言われることもあったが、デザイナーや建築家を中心に「アイデアを考える際に使いやすい。罫線がコピーに写りにくいところも便利」と、口コミで評判が広がっていった。

 以来、サイズ違いを展開したり、表紙のデザインを微調整するなどしながら、安定した売り上げを保ってきた。中近東などの海外諸国でも人気を呼ぶ。「プロから信頼され使い続けられてきた」と実績が評価され、二〇一〇年には「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した。

 耐水加工した紙を使ったメモなど、方眼の使い勝手の良さを生かした新シリーズも積極的に作る。中井さんは「プロジェクトペーパーは、構想を練るアイデア帳から商談までさまざまな用途に使える、アイデアも品質も自信のある商品。愛用してもらえたら」と語る。 (服部夏生)

オキナの「プロジェクトペーパー」=墨田区で

写真

<メモ> プロジェクトペーパーはA4サイズ(5ミリ方眼、10ミリ方眼、10ミリ横罫、各572円)、ふせんなど、さまざまなバリエーションがそろう。グッドデザイン賞を受賞したバンキッシュノートもある。詳細はホームページ=http://www.okina.co.jp=で。墨田区本所2の16の2、オキナお客様相談室=電03(3624)3123

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報