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【東京】

商業科を「ビジネス科」に変更 都教委、商業高校改革へ

 時代に即した人材を育成していこうと、都教育委員会は都立商業高校の改革に乗り出す。二〇一八年度から商業科などすべての科の名称を「ビジネス科」に変更。一七年度は、社会で求められる知識を中心に学ぶカリキュラムを芝商業高(港区)で試験導入する。

 現在の商業高の授業は、簿記などの資格を取得するためのカリキュラムが中心。ただ、産業構造の変化などで、かつては事務職が多かった就職先が多様になり、「商業」のイメージが将来性と重ならずに敬遠される傾向があった。今年の都立高の入試でも、商業科の倍率は全日制で最も低い一・一四倍だった。

 こうした状況を背景に都教委は昨年一月、商業教育をテーマにした検討委員会(委員長・永井克昇千葉商科大教授)を設置。昨年十一月に提出された報告書を基に検討を重ねてきた。

 新年度、基礎的な知識を習得させるため独自の補助教材「東京のビジネス」を作成。さらに、起業の方法や企業収支の分析、ビジネスモデルの調査研究など、実践で使える内容を芝商業高で教える。

 また、外部との連携窓口「コンソーシアム東京」をつくり、商業高と企業、地域、商店街との橋渡し役を担う。都教委の担当者は「社会に出て即戦力になる人材を育てたい」と話している。 (木原育子)

 

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