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【東京】

家計お助け リユース制服 板橋に初の専門店

リユース制服・学校用品店を開いた下山優理子さん=板橋区赤塚6のRIYUCOで

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 もうすぐ卒業式シーズン−。新入学にかかる家計の負担を抑える一助にと、板橋区赤塚6に再利用(リユース)する制服・学校用品専門店が開店した。区教育委員会によると、区内では初出店。近所で2児を育てる下山優理子さん(35)が起業し「地域で子育てする全てのお母さんの役に立ちたい」と張り切っている。 (増井のぞみ)

 店の名は「RIYUCO(リユコ)」。東武東上線下赤塚駅、東京メトロ有楽町線・副都心線赤塚駅から歩いて十分ほどの住宅地にある。マンションの一階にあり、近くの小中学校の通学路に面している。

 制服代は出費がかさむ。区教育委員会によると、区立中学校の上下制服は三万〜五万円。一定の収入以下のため、区から制服代などの就学援助を受けている区内の公立小中学校の児童生徒の割合は32・25%。

 下山さんは「子育てにはお金がかかる。制服代を節約して習い事に回すなど選択肢を広げたい」と話す。

 主な商品は、板橋区西部、練馬区北部の幼稚園から高校までの中古の制服やジャージーで、帽子やかばんなどの学校用品も含め百点余。公立中学校の制服上下一式は、四百円前後で買い取ってクリーニングし、ほつれを直した上で、一万円ほどで売る。定価の三分の一以下になる。

 下山さんが手作りしたカラフルな体操着袋や子ども用マスク、ランチョンマットなどの学校用品約五十点も並ぶ。

 下山さんは、昨夏から開店の準備をし、ことし一月に開店にこぎ着けた。チラシ三万部を作って家族で配り、店の壁や床の内装を自ら手がけて経費を抑えた。渋谷区のレコード会社で週三日、音楽著作権管理の仕事をし、小学二年(8つ)と二歳の兄弟の子育てをしながら店を切り盛りする。

 「制服ありますか」と問い合わせを受けても、在庫が追いつかないのが悩みだ。「一〜二年で軌道に乗せたい。ゆくゆくは四千〜五千点の在庫をそろえ、地域の皆が知っている店にしたい」と抱負を語る。

 営業は火・木曜の午前十時〜午後三時、第二・第四土曜の午前十時〜午後一時。

 問い合わせはリユコ=電050(7129)0083=へ。

 

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