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【東京】

お座敷芸・幇間をホールで 浅草で24日「下町芸能大学」

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 料亭などで客の機嫌をとりながら、座を盛り上げる幇間(ほうかん)の多彩な芸を紹介する公演が二十四日、浅草演芸ホール東洋館(台東区)である。今や「絶滅寸前」といわれる伝統のお座敷芸がホールで気軽に楽しめる。

 同館を運営する東洋興業会長の松倉久幸さん(81)が企画する「下町芸能大学」の十三回目。浅草に五人いる幇間の一人、悠玄亭(ゆうげんてい)玉八さんが出演する。

 下町芸能大学とは、東京と縁の深い文学をテーマにした伝統芸能の公演。新内、講談、舞踊などを披露してきた。これに玉八さんは「専任教授」として出演し「池波正太郎」「松尾芭蕉」「永井荷風」「森鴎外」などの作品を題材に熱演を見せてきた。今回は、集大成の舞台となる。

 幇間は「男芸者」「たいこ持ち」とも呼ばれる。戦前は全国の花柳界に数百人もいたが、現在は十人ほどに減ってしまったという。松倉さんは「料亭にはなかなか行けない人たちに、幇間が何かということを知ってもらいたい。浅草の伝統芸を見つめ直すことで、花街の活性化にもつなげたい」と話す。

 午後六時開演。松倉さんの解説や、舞踊家花柳佐郁(さいく)さんの踊りもある。入場料三千五百円(前売り三千円)。定員二百五十人で全席自由。問い合わせは、東洋興業=電03(3841)9606=へ。 (浅田晃弘)

 

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