東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

町を見守る大柳、戦災のイチョウ 上野で樹木の絵画展

さまざまな樹木を描いた作品が並ぶ会場=台東区で

写真

 満開のサクラ、戦争で被害を受けた木、流木…。さまざまな樹木を描いた絵画を集めた「古木と緑の東京画」が、台東区上野公園の東京パークスギャラリー上野で開かれている。二十三日まで。

 日本画家小川幸治さん(69)=同区三筋=が、自身が講師を務める絵画教室の生徒や、友人の画家らに声をかけ、五年前から同じテーマで毎年開いている。今年は十五人が約三十点を出品した。

 題材はさまざま。一緒にスケッチに出掛けたりもしながら、それぞれ思い入れのある樹木を描いた。石川橋(大田区石川町)のたもとで揺れる大柳を描いた佐藤真穂(まさき)さん(67)=同区池上=は「暑い夏も寒い冬もじっと耐えて町を見守ってきた、などと考えながら描いた」という。

 小川さんは、東京大空襲で被災した台東区の谷中霊園内のスダジイや、文京区小石川の善仁寺のイチョウなど戦災樹木を描いた作品を出品した。「東京には意外と緑が多いことを見直すきっかけになれば」と話す。午前十時十分から午後六時五十分(最終日は午後三時)まで。無料。問い合わせは小川さん=電03(3865)1505=へ。 (石原真樹)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報