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【東京】

三社祭の熱気を切り撮って 浅草神社がフォトコンテスト

昨年の三社祭大賞に選ばれた「神輿天に高々と」(今玉利修司さん)

写真

 下町に初夏の訪れを告げる浅草神社(台東区)の三社祭が19日から始まる。昨年は3日間で201万人(主催者発表)の人出を記録した熱気を記録するため、神社は3回目となる「三社祭フォトコンテスト」(東京新聞など後援)を開く。 (浅田晃弘)

 浅草寺の宝蔵門前で、高々と手を伸ばした担ぎ手に支えられた神輿(みこし)が群集の中を進む。青空の下には東京スカイツリーが見える。

 昨年のコンテストで大賞に選ばれた「神輿 天に高々と」は、審査員から「担ぎ手と一緒になって祭りを楽しんでいることが伝わる」と評価された。

 ほかに、夕暮れを背景にした宮神輿、拍子木を手にして神輿の到着を待つ町会メンバーの後ろ姿などを撮った作品が入賞した。二回目だった昨年のコンテストの応募総数は、初回の三倍以上の四百九十三点。神輿や担ぎ手の表情を多彩な視点でとらえ、都内随一の祭礼の貴重な記録となった。

 コンテストは十九〜二十一日の祭りの期間中に撮影した未発表の写真なら、一人で三点まで応募できる。サイズは四つ切りかA4。浅草神社で配布している応募票に必要事項を記入し、作品とともに送る。募集締め切りは三十一日。大賞(賞金三万円)など入賞作品は七月に神社ホームページで発表し、七月一〜七日に境内で展示する。詳細は神社ホームページ、または=電03(3844)1575=へ。 

◆「公式読本」歴史、見どころ情報いっぱい 地元作家ら対談も

 三社祭の歴史や見どころを掲載した「公式読本」が発売された。期間中の日程、本社神輿(みこし)の経路などを詳しく記し、浅草在住の作家いとうせいこうさんと、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが三社祭への思いを語る対談もある。

 巻頭インタビューでは、浅草寺教化部執事の壬生真康さんに、明治初期まで浅草寺の一部だった浅草神社との関係や三社祭の由来を聞いた。浅草神社の禰宜(ねぎ)矢野幸士さん(43)は「三社祭は浅草寺の祭りと思っている人も意外と多いので、由来を詳しく知ってもらえたら」と話している。

 公式読本は昨年、初めて神社が発行した。今年は氏子団体の浅草神社奉賛会が発行元になり、神社の社務所やリブロ浅草店、くまざわ書店浅草店、神社近くの10店舗で販売。昨年の三社祭フォトコンテストの入賞作品も載せ、お勧めの撮影場所も紹介している。A4判、96ページ。1000円。1万部を発行し、収益は祭りの諸経費に充てる。 (神谷円香)

<三社祭の主な行事>

【19日】 

13時〜   大行列(お囃子(はやし)屋台、木遣(きや)り、

       びんざさら舞、白鷺(しらさぎ)の舞など)※雨天中止

14時20分 社殿でびんざさら舞奉納

 【20日】 

正午〜    氏子44町の町内神輿約100基の渡御

16時    神楽殿で奉納舞踊

17時    神楽殿で巫女(みこ)舞奉奏

 【21日】 

6時〜    本社神輿宮出し。各町渡御

11〜18時 雷門通りと馬道通りでお祭り広場

14時    神楽殿で巫女舞奉奏

15時    神楽殿で奉納舞踊

16時    境内で太鼓奉演

20時ごろ  本社神輿宮入り

 

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