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【東京】

魚や野鳥の姿追った「三沢川いきものがたり」 稲城市で初上映会

上映後、稲城市の自然をテーマに高橋市長(右)と対談する島倉さん=稲城市で

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 稲城市を流れる多摩川支流の三沢川で見られる魚や野鳥の姿を追ったドキュメンタリー「三沢川いきものがたり」の初上映会が十七日、市内で行われた。市街地を流れる小さな川で繰り広げられる生物の営みを記録した。制作した市在住の映像作家島倉繁夫さん(76)は「暮らしの近くの生物多様性に気づくきっかけになれば」と期待した。 (栗原淳)

 川沿いの遊歩道から撮った八十五分の映像で、コンクリート護岸の下を流れる川のコイやアユといった魚類、カモなどの野鳥のほか、岸のやぶに潜むヘビやトカゲなど六十五種に及ぶ生き物が登場する。

 ナレーションも担当した島倉さんは過去に、企業のPR映像の企画や撮影を手掛けた。六年前、川沿いを散歩した時、川辺でヘビとカラスが争う光景に遭遇。身近な自然にすむ動植物を撮ろうと決めたという。

 四〇センチ近くあるナマズや日本固有種のカジカ、産卵期のメスのマルタウグイを追い掛けるオスの群れなど、小川に生息する多様な魚の生態を紹介。カワセミのオスが捕らえた小魚をメスに与える「求愛給餌」などほほえましい場面も収録した。川底から水が湧く様子もとらえ「きれいな水が魚を呼び、魚が鳥を呼ぶ」とコメントしている。

 上映後の高橋勝浩市長との対談で、島倉さんは「地元に目を向けて生活すると、思った以上にいろいろな生き物がいると分かった」と語った。

 高橋市長も「市としても生物多様性を守り育てるために取り組んでいる」と強調した。

 

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