東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

世田谷区庁舎建て替え 最終6案 パネル展示

6事業者から示された最終提案書を見る来庁者ら=世田谷区で

写真

 老朽化した世田谷区役所庁舎の建て替え計画で、区は21日、「公募型プロポーザル」に応募した6事業者の最終提案書の公開を始めた。区役所第一庁舎など5カ所で9月1日までパネルを張り出す。広く区民の意見を集めるのが目的だが、区は「専門家による審査委員会で決まった条件」としてパネルの撮影を認めていない。 (神谷円香)

 応募した事業者は、RIA・隈研吾設計共同企業体、梓設計・坂茂建築設計共同企業体、環境デザイン・綜企画グループJV設計共同体、久米設計、kwhg+安井設計共同体、佐藤総合計画(五十音順)。

 庁舎の建て替えを巡っては、建築家の前川国男が設計した第一庁舎や隣接の区民会館の保存を求める声が一部であり、区は事業者に現庁舎活用の有無も含めた提案を求めていた。最終提案書では、全面建て替え案や、一部保存活用案などが出ている。

 パネルは各事業者がA1判を四枚ずつ用意した。建物のイメージ画像や平面図などを示しているが、文字は細かく建築の専門的な説明も多い。熱心にメモを取る人もいたが、「全部ここで読むのは時間がかかる」と言う人もいた。

 パネル展示の目的は、九月十八日の公開プレゼンテーションを前に、区民の意見を「本庁舎等設計者審査委員会」に提出するため。各案への共感度や自由意見を問う所定の用紙に記入し箱に入れる。審査委は同二十七日、基本設計を任せる一事業者を公表する予定。

 庁舎整備担当課は「通常は公開プレゼンの前に内容を見せないが、今回は区民に参加してもらうために展示した」と説明。「来て見るのが前提」とし、ホームページでの公開や資料配布もしない方針だ。提案されたイメージがそのまま完成図になるわけではなく、最終的な設計図は「決定した事業者の意見を尊重して区で決める」としている。

     ◇

 区役所第一庁舎の他に最終提案書の公開をしているのは砧、北沢、玉川、烏山の総合支所。第一庁舎と砧総合支所は二十六、二十七日の土日も開庁。いずれも閲覧時間は午前八時半〜午後五時。問い合わせは庁舎整備担当課=電03(5432)2088=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by