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【東京】

ガイド本で「大祭」知って 牛嶋神社であすから 墨田区観光協会作成

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 墨田区向島の隅田川沿いにある牛嶋神社で、5年に1度の大祭が14〜18日に行われるのに合わせ、区観光協会が大祭のガイドブックを初めて作った。1000年を超える歴史があるとされる神社の大祭を、地域住民らにより知ってもらう試みだ。 

 牛嶋神社は、なでると健康に御利益があるとされる「撫(なで)牛」の像で知られる。15、16の両日には、黒牛が華麗な装飾の「鳳輦(ほうれん)」を引きながら街を練り歩く神幸祭があり、17日には各氏子町会の大神輿(みこし)47基が神社に宮入りする連合渡御が行われる。

 区観光協会は、普段の暮らしをありのまま見てもらう「生活観光」に着目しており、藤田悟事務局長(60)=写真(右)=は「区民の目が一段と輝くお祭りを取り上げたかった」と話す。一方で、祭りの担い手の高齢化から次世代に引き継いでいく課題もあると考えていた。

 このため、区内の祭りを網羅する「大全集」作りを構想。神社関係者などに提案すると「協力する」と歓迎された。ただ、実際に祭りを調べ始めると、しきたりがきめ細かいなど、調査に時間がかかることが判明。そこで、まずは牛嶋神社の大祭のガイドブックを地元住民ら向けに作ることにした。

 ガイドブックはB5判で表紙を含め40ページ。神社の由緒、春田知徳(とものり)宮司(52)が祭りの意義を解説するあいさつ、日程、鳳輦行列の構成や巡行ルート、背中に氏子町会名などがデザインされた法被などを紹介している。

 完成した冊子を氏子らに見てもらうと、「応援している」と喜ばれた。新築されたマンションの新住民も増えており、藤田さんは「ガイドブックで大祭のことを知ってもらい、参加するきっかけになれば」と期待を込めた。 (飯田克志)

 

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