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【東京】

漱石の書斎を忠実に 新宿区「山房記念館」が完成 24日開館

再現された漱石の書斎=新宿区で

写真

 文豪夏目漱石(1867〜1916年)が晩年に暮らした新宿区早稲田南町の住居「漱石山房(さんぼう)」の跡地に、区立漱石山房記念館が完成し21日、報道陣に公開された。本格的な漱石専門の資料館で、書斎などを忠実に再現した。24日に開館する。 (増井のぞみ)

 漱石の生誕百五十年に合わせ、区が約十二億円をかけて整備した。地上二階地下一階の鉄筋コンクリート造で、延べ床面積約千二百八十平方メートル。漱石が暮らした山房のうち、書斎と客間、縁側を再現している。

 書斎は、写真と証言を基に文机や本棚、じゅうたんなどを複製して配置した。漱石が部屋着として羽織ったとされる長じゅばんや、代表作「吾輩(わがはい)は猫である」のモデルだった猫の死を知らせるはがき「猫の死亡通知」などを展示しているスペースもある。

 館内には、区が集めた資料約百三十点のうち約五十点を展示するほか、漱石関連の書籍や雑誌約三千五百冊を備える資料室や漱石にちなんだ菓子と読書を楽しめる「ブックカフェ」もある。

 吉住健一区長は「忠実に復刻した空間で、漱石になりきることができる」と話す。 

 

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