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【東京】

銭湯が美術館に! 文京区の6カ所で個展

銭湯MUSEUMへの来場を呼び掛ける岡嶋登さん=文京区で

写真

 銭湯が美術館に? 文京浴場組合(文京区)は30日から、アーティスト6人の個展「文京の湯 銭湯MUSEUM(ミュージアム)」を区内の公衆浴場6カ所それぞれで開く。「銭湯の前を通り過ぎていた人にも足を止めてもらえれば」と初めて企画した。12月3日まで。 (中村真暁)

 銭湯や区などにゆかりの写真家やイラストレーターが、浴室や脱衣所、ロビーに作品を展示する。大黒湯(大塚三)では美術作家の安斎洋さんが、色付けした十センチ四方のパネル約二千枚を浴室の壁上部に設置。葛飾北斎の絵を模した縦三メートル、横九・六メートルの巨大なモザイク画を作る。浴場に忍び込んだアートで、驚きの入浴体験ができる。

 組合はこれまで、銭湯になじみがない若い世代などにも楽しんでもらおうと、小学生の職場体験やスタンプラリーなどを行ってきた。個展は昨年末に考え、手探りで準備を進めた。作家自身も浴場へ足を運び、店主らとのコミュニケーションを重ねている。

 組合支部長の岡嶋登さん(59)は「それぞれ特色ある浴場に、作家の魅力もプラスされる。いろんな浴場を回ってほしい」と話す。

 個展では他に、写真家の橘田(たちばなだ)龍馬さんが豊川浴泉(目白台一)、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんが歌舞伎湯(小石川三)、笑文字作家の斎藤史生(ふみお)さんが白山浴場(白山二)、イラストレーターのYOPPOさんが富士見湯(白山一)、銭湯ハンコ作家の広瀬十四三(としぞう)さんがふくの湯(千駄木五)で開催。トークイベントなどもある。

 入浴料は中学生以上四百六十円、小学生百八十円で、個展の鑑賞に別途料金は必要ない。問い合わせやイベント参加の申し込みは、文京浴場組合のホームページへ。

 

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