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【東京】

<衆院選>風雲急、雨の中駆ける 出馬予定者が始動

 衆院が解散した二十八日、都内二十五の小選挙区に出馬を予定する人たちは、風雲急を告げる野党再編の動きに神経をとがらせながらも、忙しく街を駆け回った。 (神谷円香、川田篤志、増井のぞみ、栗原淳)

 5区(一部を除く目黒区、世田谷区東部)の元職、手塚仁雄(よしお)さん(51)は民進公認で復活を期していた。民進が合流する希望の党から公認が受けられるかどうかは分からない。「どういう立場で出るか、私の判断ではなくなっている」と戸惑う。この日は、駅頭の朝立ち、支援者へのあいさつ回り、民進党の会議などをこなし、夕刻に世田谷区の尾山台駅前で街頭演説に立った。「脱原発が与党との対立軸になる」と話した。

 「選挙がないと当選もない」。2区(中央区、文京区、一部を除く台東区、港区東部)から初挑戦する新人の松尾明弘さん(42)は解散を待ち望んでいた。

 民進公認で出馬予定だった。「できれば(希望に)合流したいが…」。どうなるか分からない。「新人なので、街頭に出て知ってもらうしかない」。ただ、この日のつじ立ちは荒天でやむなく中止した。

 10区(北東部を除く豊島区、練馬区東部、中野区北部、新宿区の一部)の共産新人、岸良信さん(62)は解散後の昼、池袋駅西口前でマイクを握り「希望の党は自民の補完勢力ではなく何というのか。国会に押し上げ、野党と市民の共闘をさせて」と訴えた。

 23区(町田市、多摩市南部)の自民前職・小倉将信さん(36)は小田急線町田駅前で、雨の中、傘もささずにマイクを握った。「自民党には厳しい風が吹くでしょう。新政党に追い風が吹くでしょう」と覚悟を明かした。同期の若手議員に不祥事が相次ぎ「魔の二回生」と言われることにも触れて「自分を磨き、社会を磨く。『磨の二回生』という自覚で仕事をしてきた」と必死にアピールした。

 

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