東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

活弁の面白さ発信 8・9日、浅草で「祭り」

「浅草活弁祭り」のちらしを手に、今回の趣向について語る麻生八咫さん=台東区で

写真

 無声映画の筋やせりふを語った「活弁」の魅力を発信する「浅草活弁祭り」が8、9の両日、浅草木馬亭(台東区)で開かれる。今年で5回目。詩吟を取り入れたり、スライド上映で朗読をしたり、新たな試みも展開する。

 初日の朗読「山月記」(中島敦作)は、詩人を志した中国の官吏が志半ばで虎になってしまう物語。吟詠家で吟亮流三代宗家の鈴木吟亮さんが漢詩の部分を吟じ、薩摩琵琶(さつまびわ)、尺八、三味線・胡弓(こきゅう)の楽士による生演奏もある。スクリーンには張子(はりこ)人形師、五十嵐健二さんが描いた虎の絵数枚をスライドで上映する。

 2日目は、「瀧(たき)の白糸」(1933年、入江たか子主演)、「御誂治郎吉格子(おあつらえじろきちこうし)」(1931年、大河内伝次郎主演)と、無声映画の代表作を上映する。

 全ての演目に出演する活弁士の麻生八咫(やた)さん(65)は「活弁を懐かしがる人より、見たこと、聴いたことのない人のほうが圧倒的に多くなった。知恵を絞って、その面白さを発信していきたい」と話している。

 前売り2500円、当日3000円。両日とも2部構成で、各回入れ替え制。問い合わせは、あそう活弁=電048(922)5078=へ。 (井上幸一)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報