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【東京】

シモキタの変遷 映画に 再開発巡る14年間ドキュメンタリー

映画への来場を呼び掛ける大木さん(右)と河野さん=世田谷区で

写真

 再開発計画で揺れる世田谷区の下北沢駅周辺の十四年間を伝えるドキュメンタリー映画が、七日から十五日まで下北沢トリウッドで上映される。地元ジャズバー「LADY JANE」オーナーで、製作総指揮を務めた大木雄高(ゆたか)さん(72)は「ごみごみした感じが下北沢の文化を生んでいる。街を知らない人が作った計画は無謀ではないかと言いたい」と語る。

 映画は「下北沢で生きる SHIMOKITA2003to2017」(八十五分)。二年前に公開した作品に、ナレーションを担当した俳優柄本佑さんのインタビューや最新の動きなどを新たに加えた。

 再開発計画が示された二〇〇三年から現在までの街の変遷を、撮りためた映像などで追う。地元住民らが〇七年から毎年開いている街づくりを考えるイベント「シモキタボイス」の模様や、写真家荒木経惟(のぶよし)さんが撮影した写真も収めた。映画製作に参加した地元のミュージシャン河野義家さん(38)は「初めは映画にするつもりはなく、残していくのは大事だと思い何人かで撮影をしてきた」と話す。

 下北沢駅周辺の再開発を巡っては昨年、計画見直しを求めて住民が起こした行政訴訟が和解し、計画は着工済みの工区を除き止まっている。

 上映は七〜九日午後三時半、十一〜十三日午後五時、十四〜十五日午前十一時。十日は定休。料金は一般千四百円、学生・シニア千百円、世田谷区在住・在勤者は千円。各回上映後にトークイベントを予定する。問い合わせは下北沢商業者協議会=電03(3419)6261=へ。 (神谷円香)

 

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