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【東京】

醸す下町ワイン 台東初の醸造所が11日オープン

初めて完成した赤ワインをPRする須合さん=台東区で

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 台東区で初となるワイナリー「葡蔵人−BookRoad(ブックロード)」=台東3=が11日にオープンする。JR御徒町駅近くのビルを改装した醸造所で、出来たてワインを販売する。醸造責任者の須合(すごう)美智子さん(46)=同区=は「フレッシュな味が売り。下町の人がワインを好きになるきっかけになれば」と意気込む。 (川田篤志)

 同区などで飲食店を展開する有限会社「K’sプロジェクト」が運営。四階建てビルを改装し、一、二階は醸造所、三階に試飲コーナーを設けた。国内のワイナリーは二百八十カ所(昨年三月時点)あり、都内では四カ所目になるという。

 ワイン造りの経験はなかった須合さん。同社のホールスタッフとして働く中で、お薦めしたワインを喜ぶ客を見て「自分が造ったワインならもっとうれしいのでは」と思い、醸造責任者になりたいと手を挙げた。山梨県甲州市の醸造家に教えを請い、約一年間ワイン造りを学んだ。

 九月から醸造をスタート。山梨県を中心に国産ブドウを使い、赤や白など計十一種類を販売する。

 須合さんのお薦めはアジロンダックという品種の赤ワイン。甘い香りだが味は辛口というギャップが売り。「全力で取り組んだが、もっとおいしくできたと後悔もある。工夫するので来年もまた飲んでほしい」と呼び掛ける。

 価格は一本二千〜三千円台。年間約一万本を製造し、三年後には約二万五千本を目指す。店名は「葡萄(ぶどう)と蔵(醸造所)と人が目に見えない道でつながり繁栄する」という意味を込めた。

 十一、十五の両日は、見学と試飲ができるオープニングセレモニーを開く(要予約)。販売時間は午前九時〜午後六時。通常営業時の見学やテイスティングは予約が必要。問い合わせは=電03(5846)8660=へ。

 

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