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【東京】

ラオスの子に本を 大田のNPOが慈善カレンダー作製

来年のチャリティーカレンダーを手に支援を呼びかける野口朝夫さん(右)ら=大田区で

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 東南アジア・ラオスの子どもを支援している日本のNPO法人「ラオスのこども」(大田区)が2018年版のチャリティーカレンダーを作製した。1部売り上げるごとに現地の子どもに絵本3冊を贈ることができるという。同法人では「本に親しむ機会に乏しいラオスの子どもたちを助けたい」と話し、広く購入を呼びかけている。 (梅村武史)

 一一年から毎年発行しており、一八年版のテーマは「絵本の子どもたち」。ラオス人の画家や、児童施設職員らが描いた現地の日常や童話の世界が挿絵になっている。中とじ型冊子で広げるとA4判になる。

 夜更かしする子どもをお化けが食べてしまう童話「ドデカあたまのおばけ」や、仲良しの兄妹がリヤカーで遊ぶ「この一枚の絵」、六歳の女の子の視点から見たラオスの日常生活、少数民族クム族の民話を題材にした作品もある。

 同法人は一九八二年、留学生として来日したチャンタソン・インタヴォンさんが設立した。母国の子どもたちが本に触れる機会に恵まれていないことを痛感したのがきっかけだった。現在の会員は約二百人。ラオス国内向けに絵本や教科書など二百十六種を出版し、三百を超す学校で校内図書室を設置、子ども施設の運営などに尽力してきた。

 同団体の野口朝夫事務局長(70)は「ラオスの街中はいまも図書館や書店がほとんどない。このカレンダーを通じて現地に興味を持つ人が一人でも増えるとうれしい」と話している。

 カレンダーは千部限定で八百五十円。十部以上購入すると一部八百円(いずれも税込み)。送料は五部まで百八十円、六部以上は三百六十円。問い合わせは同法人=電03(3755)1603=へ。

 

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