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【東京】

<ニュース読者発>子どもが着たい安全服 デザインなど工夫

グランプリに輝いたレインコートを制作した学生たち=渋谷区で

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 「子どもを交通事故から守るファッション」をテーマに、専門学校の文化服装学院(渋谷区)の学生たちが蛍光生地などを使ってドライバーに見えやすい「子ども安全服」を制作した。本紙読者で、同学院講師の吉村とも子さん(40)らが指導。最終審査会で十五チームが、レインコートやジャンパー、ワンピースなどを紹介した。(奥野斐)

 衣服の品質管理や安全性が専門の吉村さんが昨秋の文化祭で、蛍光生地や反射材の規格が決められた「高視認性安全服」を展示したのが取り組みのきっかけ。今年五月から、ファッション工科基礎科の一年生約百人が服作りを始めた。

 全二十九チーム中、十一月上旬の文化祭で行われた人気投票の上位十五チームが審査会で発表。交通安全教育を行う団体など学内外の九人の専門家が審査した。

 グランプリに選ばれたのは、レインコート。男児用はカブトムシ、女児用はチョウ、それぞれの羽が広がるイメージから背中の部分が開くデザインにした。効果を上げるため警察署員にも話を聞き、裾などに蛍光生地や反射材を使った。帽子が飛ばないよう内側にゴムを付けたり、細部にもこだわった。

 リーダーの井上花さん(19)は「はっ水加工の生地は滑りやすく、縫製が難しかったが、機能的でかわいいと思うデザインにできた」と話していた。

 審査に参加した一般財団法人「ニッセンケン品質評価センター」(台東区)の駒田展大理事長は「子どもを交通事故から守りたい、ドライバーにも責任を負わせないという気持ちが伝わってきた」と評価した。

 

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