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【東京】

障害ある人も、ない人も歌でひとつに 小平「こげら合唱団」がコンサート

本番に向けて練習する「こげら合唱団」のメンバー=小平市で

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 障害者やその家族、合唱愛好家らでつくる小平市の「こげら合唱団」のコンサートが十日、同市美園町一のルネこだいら(小平市民文化会館)大ホールで開かれる。二〇一三年以来四年ぶりの開催で、団員約百三十人が本番に向けて練習に励んでいる。 (服部展和)

 ♪元気でいてね 元気でいてね 元気が一番うれしいのです

 今月三日、合唱団の通し練習が行われた市中央公民館に優しい歌声が響いた。そのうちの一曲が、コンサートでお披露目されるオリジナル曲「息子に」。団員の大西光子さん(84)が作詞した。

 歌の合間には、大西さんの語りが入る。「作業所に通い始めて三十年。グループホームに入って十五年。今年は五十歳の誕生日を迎えました」

 障害のある三男の曜介さん(50)との経験を詩につづった大西さんは「差別のない世の中になってほしいとの願いや、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを伝えたい」と話す。

 合唱団は一九九四年結成。市内の障害者や家族、福祉関係者らが「障害者の日の集い」として開いたコンサートで活動を始めた。その前年に心身障害者対策基本法が障害者基本法に改正され、十二月九日の「障害者の日」(現在は十二月三〜九日の障害者週間)が定められたのがきっかけだった。以来、三〜四年ごとにコンサートを開き、今年八回目を迎える。

 毎回、合唱団のオリジナル曲を歌うのが恒例で、今回は十三曲のうち、「息子に」など六曲に上る。ダンスのある歌もあり、団員は月一回の練習を重ねてきた。小平青少年吹奏楽団やパーカッショングループ「だだっ鼓(こ)」も友情出演する。

 合唱団スタッフの津村恵子さん(55)は「障害のある人もない人も一つになってつくり上げるコンサート。温かさやエネルギーを感じてほしい」と話す。

 十日は午後二時開場、同三時開演。参加費千円(未就学児は無料)。問い合わせはリズム工房=電042(410)2484=へ。

 

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