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【東京】

「綴方教室」次世代に継承しよう 葛飾であす、豊田正子さん顕彰フォーラム

豊田正子さん

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 葛飾区で暮らした小学生時代に書いた作文をまとめた「綴方(つづりかた)教室」がベストセラーになった作家の豊田正子さん(一九二二〜二〇一〇年)を顕彰する記念フォーラムが九日、同区立立石図書館(立石一)で開かれる。

 郷土史研究グループ「豊田正子を愛する会」の主催で、今年で七回目となる。今回は「資料でたどる豊田正子・綴方教室の時代」をテーマに、会員が収集した著書や、関連記事が掲載された雑誌、新聞などを展示。戦前、戦中と表現の自由が抑圧されていく時代に、綴方教育運動がいかに展開され、なぜ正子さんの作品が広く読まれたのかを解き明かしていく。

 会の代表の上野重光さん(74)=同区四つ木=は「今年の本屋大賞二位の小説『みかづき』(森絵都著)の中で、子どもに『綴方教室』を読ませたら成績が向上したというくだりがあり、話題性は大きい」とPR。一方で「地元の葛飾でも高齢化によって正子さんを知る人が少なくなっている。子どもたちに、彼女の優れた作品を読んでほしい」と次世代への継承を訴える。

 午後一〜四時。入場無料。会場は京成立石駅から徒歩五分。問い合わせは、上野さん=電03(3692)1537=へ。 

  (井上幸一)

 

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