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【東京】

障害者とつながる9作品 あすから渋谷で「映画祭」

映画祭で上映される作品の一つ「真白の恋」から

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 映画作品を通して障害者への理解を深めてもらおうと、障害者団体「きょうされん」(中野区)などが主催する「つながり映画祭」が九〜十五日、渋谷区宇田川町の「UPLINK(アップリンク)渋谷」で開かれる。九回目の今年は、より多くの人に見てもらおうと開催期間をこれまでの三日間から一週間に延ばし、九作品を上映する。 (北爪三記)

 今回のテーマは「どっこい!私たちは生きている。そこにはカオス(混沌(こんとん))をひらくメッセージが…」。富山県射水市を舞台に、軽度の障害のある女性の恋心を描く「真白(ましろ)の恋」(二〇一七年)や、自閉症スペクトラムの少年が人とのつながりを築いていくドキュメンタリー「ぼくと魔法の言葉たち」(二〇一六年、米国)など、人間のありのままの姿を葛藤しながらも受け止め合う人々を描いた国内外の作品を選んだ。

 背景には、相模原市の知的障害者施設で入所者十九人が殺害されるなどした事件から一年を過ぎてなお、被害者が匿名のまま報道されている現状などを踏まえ、「障害のある人一人一人が葛藤したり人を愛したり、人として当たり前に生きている姿を社会に発信したい」との思いがある。

 映画祭の広報を担当する堀井愛加さん(41)は「事故や病気で誰もが障害を抱える可能性がある。障害のある人の課題はみんなの課題として、『みんなの映画祭』になれば」と話す。

 上映は一日一〜三作品で、日本映画も含め、ほとんどは日本語字幕・副音声付き。料金は一作品につき前売り千円、当日千二百円、障害者と付き添い人(一人まで)、学生などは千円。問い合わせは、きょうされん=電03(5385)2223=へ。

 

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