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【東京】

川端龍子が描いた動物たち 大田区で作品展

川端龍子の大作「やすらい」について語る木村拓也学芸員=大田区の龍子記念館で

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 日本画家、川端龍子(りゅうし)(一八八五〜一九六六年)の動物作品を集めた「鳥獣百科〜龍子の描いた生きものたち」展が、大田区中央の区立龍子記念館で開かれている。来年四月十五日まで。

 今年の酉(とり)年にちなんだ「やすらい」(一九五八年作)は横七メートルを超す大作。孔雀(くじゃく)明王が四羽のクジャクとまどろんでいる。隣に展示されている「秋縁」(四七年作)は、戦争の「終焉(しゅうえん)」とかけた題名。愛犬が戯れる庭の風景から平和の喜びを伝えている。

 上野動物園に戦後、ゾウが戻り、子どもたちの喜ぶ姿を描いた「百子図」(四九年作)などもあり、展示十八作品はいずれも豪快な筆さばきで龍子らしい。

 木村拓也学芸員は「動物への優しいまなざしが伝わる作品ばかり。子どもたちにぜひ見に来てほしい」と話していた。

 入場料は大人二百円。小中学生百円。午前九時〜午後四時半。毎週月曜と二十九日〜来年一月三日は休館。問い合わせは同館=電03(3772)0680=へ。 (梅村武史)

 

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