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【東京】

衆院選「人、モノ、金の全て十分ではなかった」 小池知事 本紙インタビュー

この一年を振り返る小池百合子知事=都庁で

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 小池百合子知事は二十五日、本紙のインタビューに応じた。今年を振り返り、衆院選で自身が立ち上げた希望の党が惨敗したことについて「人、モノ、金の全てで十分ではなかった」と述べた。来年は「力を入れていきたいのはシニア(高齢者施策)の部分」と話した。主な一問一答は次の通り。(森川清志、木原育子)

 −衆院選の反省点は。

 後からいろんな方々が(希望の党に)加わったので、政策がまだら模様になり、(有権者に)メッセージが到達しづらかったのではないだろうか。それらが具体的な反省材料だ。

 −来年は小笠原諸島返還五十周年の節目。地元が要望している飛行場整備についての考えは。

 五十周年を祝う行事をやっていきたい。一方で、急病人が出た際などは今も自衛隊などで広尾病院に運んでいる。命を守る方策はどうあるべきか。空路も、機材によって必要な空港が変わってくる。引き続き、検討していきたい。

 −入札契約制度改革をどう進めていくか。

 豊洲市場の入札は独自性が高く、別次元で論じられるべきだ。(それ以外では)高止まりした落札率などはかなり改善されている部分があり、入札改革は一定の効果を上げている。ただ、例えば中小零細企業で積算に時間がかかるなどの課題もある。さまざまな例を分析し、賢い支出と確実な公共調達ができるよう、両方を追っていきたい。

 −来年、最も取り組みたいテーマは。

 今年は待機児童対策に力を入れた。東京の、日本の、免れない事実として超高齢社会の到来がある。来年は安心して暮らしていける東京づくりを進めたい。

 −都が制定を目指す受動喫煙防止条例は、例外的に喫煙を認める飲食店の面積を「三十平方メートル以下」とするのか。

 待機児童対策も超高齢化社会対策も人が焦点になっている。同じように、受動喫煙対策も人に着目する。

 −三十平方メートル以下にこだわらないのか。

 今、そのあたりを精査しているところ。

 −私立高校の授業料無償化について、新年度予算で年収条件を引き上げる考えはあるか。

 家庭環境で教育が受けられない、教育を受けるのにお金がかかるということなど、全体を見ながら考えていきたい。

 

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