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【東京】

どう動く 今年の都政

 今年の都政は、二月から受動喫煙防止条例案が審議され、五月に築地市場跡地の再開発構想がまとまる。夏には二〇二〇年東京五輪・パラリンピックでボランティアの募集が始まり、秋には豊洲市場が開場する。主な予定や見通しをまとめた。 (榊原智康)

2020年東京五輪・パラリンピックのマスコットは2月に決定する=昨年12月、渋谷区で

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■五輪準備

 大会組織委員会は二月末に大会マスコットを決める。都と組織委は夏ごろにボランティアの募集を開始。競技会場や選手村での大会ボランティアと、駅などで案内役を務める都市ボランティアがあり、計約九万人が必要とされる。

 九月には、神奈川県藤沢市の江の島で、セーリングのワールドカップが開かれる。五輪のテスト大会との位置付けだ。各競技会場の建設が進み、輸送や警備などソフト面の検討も本格化する。

10月6日に閉場する築地市場=中央区で、本社ヘリ「おおづる」から

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■市場移転

 都の有識者会議は五月に築地市場跡地の再開発構想をまとめ、都は基本方針の検討に入る。豊洲市場の追加対策工事は七月末に終了。築地は十月六日に閉場し、豊洲は同十一日に開場する。その後、築地の解体工事が始まる。

 豊洲市場に造る観光拠点「千客万来施設」の事業予定者が撤退を含めて検討しており、施設整備の見通しは立っていない。土壌汚染がある豊洲市場について、小池百合子知事がいつ安全宣言を出すのかも注目される。

都の受動喫煙防止条例制定方針に対し、たばこの関係団体などは慎重な議論を求めて署名活動に取り組んでいる=昨年11月、新宿区で

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■受動喫煙

 受動喫煙を防止する罰則付きの条例案は、二月開会の都議会定例会で議論される見通し。都は飲食店やホテルを原則屋内禁煙とし、面積三十平方メートル以下のバーやスナックなどは条件付きで喫煙を容認する「基本的な考え方」を公表している。

 国が検討している内容より厳しくなる方向だ。たばこの関係団体などは厳しい規制に反対する一方、都医師会などは「基本的な考え方」に沿った条例制定を求めており、都議会でも会派の対応は分かれそうだ。

■その他

 小池知事は今月二十六日に一八年度当初予算案を発表する。今年は高齢者施策に力を入れると表明しており、どんな具体策が盛り込まれるのか、などが焦点だ。

 六月は小笠原諸島が返還されて五十周年にあたり、都や小笠原村などは記念式典を開く。村は飛行場の整備を都に要望しており、都がどう応えるのかも注目される。

 九月は、江戸から東京への改称と東京府開設から百五十年となる。都は四〜十二月、「東京百五十年」関連事業と銘打ち、国などが進める「明治百五十年」事業と連携してイベントなどを催す方針だ。

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