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【東京】

沖縄や日光など写す 小澤忠恭さん 銀座で写真展

写真展「ROOTS日本の原景」会場で語る小澤忠恭さん。色彩豊かな日本の自然美が伝わる=中央区銀座で

写真

 銀座の喧噪(けんそう)の中でギャラリーに足を踏み入れると、突然に日本の色彩豊かな自然に包み込まれる。月山、湯殿山、羽黒山の総称である山形県の出羽三山、沖縄本島、そして栃木県の日光。一枚一枚の写真が訴えかける自然の力に引き込まれていく。

 年末から開催している「ROOTS 日本の原景」は、これまで女優やアイドルなど数々の写真集を刊行している写真家の小澤忠恭(ちゅうきょう)さん(66)の作品展だ。

 「日本は湿度が高いため空気が青みがかっている。水墨画みたいではなく、実はすごくカラフルな国なんです」

 そんな日本の風景に魅(み)せられ、二〇一四年から日本各地を巡って撮り続けてきた。ギャラリーの壁は「濃密な空間を作りたかった」と、隙間なく写真で埋められている。写真はすべて縦長の長方形。横長が多い風景写真のセオリーからは逸脱している。

 「それでも素晴らしい写真と思うなら、場所が持つ力のおかげ」と小澤さん。場所の力によって自分が変わったと思った瞬間にだけシャッターを切り続けたといい、「パワースポットというのは、自分の持つ力を気づかせてくれる場所のことを指すんです」と力を込めた。

 中央区銀座五のソニーイメージングギャラリー銀座で十八日まで(午前十一時〜午後七時)。入場無料。 (鈴木遍理)

 

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