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【東京】

都立高校志望調査 私立助成で75%下回る

 都教育委員会は九日、都内の区市町村立中学校と公立小中一貫校の三年生を対象にした二〇一八年度の進学志望調査の結果を発表した。全日制高校を志望する生徒のうち、都立を第一志望にした生徒は前年度比2・67ポイント減の74・73%で、〇八年度調査以来、十年ぶりに75%を下回った。

 都立高の第一志望の割合が低下したことについて、都教委の担当者は「都の私立高授業料助成制度の対象が年収七百六十万円未満世帯まで拡大された影響とみられる」と分析している。

 都中学校長会が六百十三校の卒業予定者七万六千九百七十五人を対象に、昨年十二月十四日時点の第一志望を尋ねた。志望校未定者を除く全日制高校の志望者は七万二百四十六人。このうち都立高と都立の高等専門学校を志望したのは前年度比三千四十五人減の五万二千四百九十七人。一方で、私立や国立、都外公立の志望者は前年度から千五百三十五人増え、一万七千七百四十九人だった。

 定員に対する志望者数の倍率が最も高かったのは、普通科女子が三田(港区)の二・四六倍、同男子は戸山(新宿区)の二・一六倍。専門学科は前年度に続き園芸(世田谷区)の動物科の二・三七倍。首都大東京が所管する都立産業技術高専は三百三十六人が志望し、倍率一・二九倍だった。都立の定時制と通信制高校の志望者は二千六百二十六人。昼間定時制が千八百九十一人、夜間定時制が六百八十六人、通信制が四十九人だった。就職や職業訓練校などを希望する生徒は百七十一人いた。 (唐沢裕亮)

 

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