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【東京】

反骨の写真家が問う「戦後」 府中で来月、活動伝える500点

福島菊次郎さん(那須圭子さん撮影、主催者提供)

写真

 写真を通して戦争や差別に反対してきた報道写真家、福島菊次郎さん(一九二一〜二〇一五年)の写真展「福島菊次郎が問う『戦後』」が二月三、四日、府中市府中町一の府中グリーンプラザ五階展示ホールで開かれる。 (服部展和)

 同市での福島さんの写真展は五回目。生前は福島さんが講演もしている。福島さんの活動やメッセージを改めて知ってもらおうと、市民らの有志でつくる実行委員会が企画した。

 福島さんは山口県下松市出身。一九六〇年、広島の被爆者を長年取材した写真集「ピカドン ある原爆被災者の記録」で日本写真批評家協会賞特別賞を受賞。成田空港の三里塚闘争や反戦運動、公害問題などをテーマに撮影してきた。

 今回は、市民団体「福島菊次郎写真パネル保存会」が管理する約二千点の中から六〇〜七〇年代の約五百点(パネルで約百枚)を展示する。保存会代表の一ノ瀬清美さん(61)は「安倍政権が改憲を進めようとする今、福島さんが訴えてきた『殺すな、殺されるな』『闘え』というメッセージを改めて考えてほしい」と話す。

 三日午後二時から同プラザ六階大会議室で講演会があり、元NHKプロデューサーの永田浩三さん、砂川平和ひろば主宰の福島京子さん、三里塚芝山連合空港反対同盟の太郎良(たろうら)陽一さんが、原爆や砂川闘争、三里塚闘争などについて語る。

 写真展は入場無料。講演会は資料代五百円。「ピカドン ある原爆被災者の記録」(復刊ドットコム)なども販売する。問い合わせは一ノ瀬さん=電090(5764)8713=へ。

 

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