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【東京】

ボロ市のにぎわい見回り 世田谷で5年に一度の代官行列

ボロ市の会場を練り歩く代官行列=世田谷区で

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 戦国時代の「楽市」に起源を持つ真冬の伝統行事「世田谷のボロ市」が15日あり、江戸時代の市場の見回りを再現した「代官行列」が商店街を練り歩いた。

 ボロ市は1578年、関東地方を支配していた北条氏が始めた。江戸時代、農民が正月用品や農具を売買するようになった。内職で作るわらじに編み込む古布(ボロ)がかつてよく売られたのが名称の由来といわれる。

 明治百年を記念して1968年に始まった代官行列は5年に一度の大行事だ。この日は、江戸時代に代官を務めていた大場家の16代目、大場信秀さん(66)を代官役に総勢48人でボロ市通りを歩いた。

 周辺には古着やリサイクル品、かばん、植木、雑貨などを売る約700の店が集まった。区内の主婦原田洋子さん(69)は「ボロ市は普段見られない品物が見られる。地域がにぎわって元気になるのでうれしい」。出店して30年になるという川崎市川崎区のリサイクル店主の須貝和明さん(65)は「これだけ人が集まり、にぎやかな市はない」と話した。ボロ市は16日も開かれる。

  (神谷円香)

 

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