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【東京】

漱石ゆかり 学びきれいに 文京で21日清掃、参加募集

清掃ボランティアのきっかけとなったイベントで話す谷村一成さん(右)ら=文京区で

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 歴史を学びながら、地域をきれいに−。文京区に後楽園キャンパス(春日一)がある中央大の学生と、区内の郁文館夢学園(向丘二)の高校生が二十一日、文豪の夏目漱石(一八六七〜一九一六年)ゆかりの場所を巡るユニークなボランティア清掃活動を計画している。高校、大学生を中心に、参加者を募集中だ。

 「文京区湯けむりおそうじwith漱石」と銘打ち、「NPO法人グリーンバード中央大学チーム」と同大の学生団体「りこボラ!」が主催する。

 きっかけは、昨年十一月に文京区社会福祉協議会が開いたイベント。中央大の学生と、学校法人郁文館夢学園の郁文館グローバル高校、郁文館高校の二校の生徒が、それぞれ取り組むボランティア活動を発表した。当日予定していた地域の清掃活動が雨で中止となり、大学生と高校生で自主的に計画を練り直し、会議や下見など準備を進めた。

夏目漱石が訪れたとされる根津神社

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 同学園によると、漱石の「吾輩は猫である」に出てくる落雲館中学校は郁文館がモデル。漱石は当時、学校の近くに住んでおり、旧居跡(向丘二)にはネコの像が設置されている。ボランティアでは学園をスタート地点に、ゴミを拾いながら漱石が訪れたとされる根津神社や菓子店などを回る。清掃後は「自分もきれいになろう」と、銭湯で汗を流す。

 グリーンバード中央大学チームの前リーダー、谷村一成(かずなり)さん(23)は「ごみ拾いは簡単な地域貢献。若い人たちと地域のことを考えるきっかけに」と狙いを説明。郁文館グローバル高校三年の岩沢昴(すばる)さん(18)は「お世話になっている地域に恩返しを」と意気込む。

 午前十一時スタート。雨天中止。風呂用のタオルなどは持参。定員三十人。申し込みは、グリーンバード中央大学チーム=chuo-university@greenbird.jp=へ。 (中村真暁)

 

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