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【東京】

「惨禍 繰り返さない」 硫黄島で都戦没者追悼式

都の硫黄島戦没者追悼式で「鎮魂の丘」慰霊碑に献花をする遺族ら=小笠原村で(代表撮影)

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 二万人を超える日本兵が戦死した太平洋戦争末期の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で十八日、都主催の戦没者追悼式があり、遺族三十五人と都関係者が参列して鎮魂の祈りをささげた。島で父を亡くした中野区の稲尾宣子さん(73)が遺族を代表し「硫黄島へ行くたびに父への思いは強くなるばかり。平和な日々が続くよう子や孫に語り継ぎ、戦争の惨禍を繰り返さないことを誓う」と述べた。

 追悼式は都の慰霊施設「鎮魂の丘」で開かれた。都幹部は「この島の悲しい歴史を風化させることなく、次世代に伝えていくことが私たちに課せられた重要な使命だ」との小池百合子知事の式辞を代読した。

 足立区の栗原明日香さん(39)は祖父の写真を手に、初めて式典に参加。「本当にきれいな島。おじいちゃんたちのおかげで今の平和な日本がある」と話した。

 参列者で最年少の丹沢真衣子さん(38)=狛江市=は式典後、「元気だよ」と亡くなった祖父に語りかけながら島を回り、「より多くの人に島へ来てもらいたい」と語った。

 追悼式は一九八三年から開かれており、今回は三十五回目。

 

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