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【東京】

子どもたちへ「夢追い掛けて」 八王子・横山第一小で出前授業

水木さんの見事な技術に見入る子どもたち=八王子市で

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 全国のイベントなどであめ細工の技を披露している水木貴広さん(46)=八王子市館町=の出前授業が先月30日、八王子市立横山第一小学校で行われた。熱々のボール状のあめを竜や馬、イルカなどの形に変える早業に目を輝かせる子どもたちに向かい、水木さんは夢を追い掛ける大切さを語った。(萩原誠)

 出前授業は、日本の伝統と文化の理解、継承をテーマにしている同小四年生の総合的学習の一環。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向け、日本の伝統文化を世界に発信できる児童の育成を目指す。夢を実現するための努力の大切さを子どもたちに知ってもらう狙いもある。

 授業では、水木さんが「素早くやらないと、あめが固くなっちゃう」などとトークを交えながら、あめ細工を実演。ボール状のあめを指でつまんで引っ張ったり、はさみで切れ込みを入れたりして、一、二分で複雑な形の竜や馬、ウサギなどが出来上がると、子どもたちは「わーっ」「すごい」と声を上げて見入っていた。

 水木さんは慶応大学を卒業後、伊豆諸島・新島での公務員生活を経て、あめ細工師に。たまたまテレビで見て魅力を感じ、二〇〇一年ごろから全国各地のあめ細工師を訪ねて、技術を身につけていった。

 実演後、子どもたちに「最初はあめが熱くて触れなかった。熱いのは大嫌いだけど、やりたいという気持ちの方が強かった。いっぱい練習して少しずつうまくなり、いろいろな形を作れるようになりました」と、目標に向かって努力を続け、嫌なことを乗り越えて成し遂げる大切さを強調していた。

 

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