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【東京】

風習や祭り「個性」を描く 台東の日本画家ら文京で展示会

わらで作った蛇を描いた自らの作品について語る小川さん=文京区で

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 東京やその近郊に残る行事風習や祭りを描いた絵画などの展示会「民俗芸能文化を描く」が26日まで、文京区役所(春日1)地下1階のアートウォールで開かれている。

 台東区在住の日本画家小川幸治さん(69)が、2013年から毎年企画している。一緒に取材スケッチ活動をする若いアーティストら、小川さんを含め計4人が約30点を展示した。

 小川さんは、厄よけなどのため、各地の寺社でわらで作られる巨大な蛇、草履、しめ縄などを巧みな筆遣いで表現。「同じ都内でも少しずつ形が違う」と、土地ごとの個性を面白がる。江戸時代に将軍が上覧した天下祭の山王祭、神田祭を左右に描いたびょうぶも手掛けた。

 一方、20代の油彩画家、桧垣友見子さんは、初詣の風景を大人の背丈ほどの巨大なキャンバスに描いた。小川さんは「身近で素朴な風景、風俗を記録として残す作業を、若い画家たちに受け継いでもらえれば」と期待していた。午前9時〜午後8時。入場無料。 (井上幸一)

 

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