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【東京】

工芸作品 触れて遊んで 多摩クラフト協会 町田で企画展

木工玩具作家・関口正保さんの作品で遊ぶ子ども(多摩クラフト協会提供)

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 町田市本町田の市立博物館で、陶芸や織物、貴金属アクセサリーなどを集めた企画展「美を使うよろこび」が開催されている。出品するのは多摩地域を中心に活動する「多摩クラフト協会」のメンバー。暮らしに身近な工芸美術にふさわしく、多くの展示品は手に取って触れることができる。25日まで。(栗原淳)

 展示は約三百点。指輪やネックレスなど女性向けのジュエリーから、木工では椅子や机などの家具や幼児用玩具、草木染の絹織物、銅などの金属を加工した造形など、さまざまな素材のクラフト作品が並ぶ。協会員の作家約三十人が代表作を持ち寄った。

 博物館の展示では珍しく、陶芸の器を手に取ったり、木の椅子に腰掛けたりして感触を確かめることができる。「工芸品は生活の場にあるもの。使ってみて、その良さが分かる」と話すのはガラス作家の松本建夫さん(76)。妻美子さん(73)とともに出品しているが、そのうち長さ四十センチ、重さ五キロもある万華鏡は米国で開かれた世界大会で最優秀作品賞に輝いた。

 多摩地区は、都心に比べれば作業場や工房を構えるのに適していること、美術系大学や専門学校が多いことなどからクラフトが盛んという。

 協会は、多摩エリアや周辺の工芸作家が交流を深めて互いに刺激しようと、十年前に設立した。インターネットで会員情報や作品展を発信している。

 関連イベントで十八日、作家五人による座談会「多摩でクラフトを作るということ」、二十五日に金工家の木全本(きまたはじめ)・東京学芸大名誉教授の講演会「クラフトデザインって?」がある。いずれも定員六十人で当日先着順。

 開館は午前九時〜午後四時半。十三日、十九日は休館。一般三百円。町田バスセンターから「藤の台団地」行きなどで「市立博物館前」下車。問い合わせは博物館=電042(726)1531=へ。

 

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