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【東京】

都議会きょう開会 予算案への賛否、焦点に

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 都議会の第一回定例会は二十一日に開会し、一般会計で七兆四百六十億円の二〇一八年度当初予算案などを審議する。小池百合子知事にとって二度目の当初予算編成。昨年は四十四年ぶりに全会一致で可決したが、今回は各会派の賛同をどこまで得られるかが焦点になる。築地市場跡地の再開発や、鉄道の新線建設に向けた議論も始まりそうだ。 (榊原智康)

 二〇年東京五輪・パラリンピックの準備が本格化することなどから、一般会計は二年ぶりに七兆円台となった。小池知事は、待機児童や超高齢社会の対策に力を入れたと説明する。

 これに対し、自民党は小池知事が予算案の発表前に査定結果を業界団体に伝えたと問題視し、批判を強めている。一方、最大会派の都民ファーストの会は予算案を支持、公明党も「要望が幅広く反映された」と評価する。

 民進党・立憲民主党は是々非々の構えで、共産党は東京外かく環状道路の整備などに反対し、予算の組み替えを提案したいとしており、全会一致の可決は厳しい情勢だ。

 築地市場の移転問題では、豊洲市場への十月移転が昨年十二月に正式決定して初の議会となる。築地跡地をどう再開発するかなどが焦点になりそうだ。

 小池知事は十七日、市場の業界団体幹部らと懇談し「築地に中央卸売市場はつくらない」と説明。昨年六月に示した基本方針では、競りなどの市場機能を持たせるとしており、知事に説明を求める声が出そうだ。

 予算案には、羽田空港アクセス線や都営地下鉄など鉄道六線の建設、延伸に向けた基金新設が盛り込まれた。どの路線を優先的に整備するかなどを巡り、関係自治体や住民の関心は高く、代表質問などで取り上げられる見通しだ。

 会期は三月二十九日まで三十七日間の長丁場。当初予算案以外を中心に審議する前半と、当初予算案を中心に審議する後半に分かれ、前半では本年度補正予算案や施設整備の契約議案などを三月八日の本会議で採決する。後半は予算特別委員会などで当初予算案を審議する。

 二十一日は午後一時から本会議が開かれる予定で、小池知事が施政方針演説をする。

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