東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

パンダにほれこみ16年 元「FOCUS」カメラマン 福田さん

展示するパンダの写真を手に来場を呼びかける福田さん=台東区で

写真

 数々のスクープ写真を撮影してきたフリーカメラマンの福田文昭(ふみあき)さん(71)=豊島区=が十六年間にわたり撮り続けてきた国内のジャイアントパンダの写真展「パンダへのラブレター」が二十七日から、台東区の隅田公園リバーサイドギャラリー(花川戸一)で始まる。「パンダは縫いぐるみそのもの。そんな動物っていない」と、魅力にのめり込んだ福田さん。パンダ愛にあふれた約五十点の作品を公開する。(井上幸一)

 福田さんは、故田中角栄元首相の法廷写真など、写真週刊誌「FOCUS(フォーカス)」で世間を驚かす作品を発表してきた。一方、同誌で「へいせい動物記」を三百五十九回連載するなど、動物にも熱心にカメラを向けてきた。

 パンダを撮り始めたのは、二〇〇二年に週刊文春のグラビアで、当時日本にいた七頭全ての写真を一挙に掲載したのがきっかけ。上野動物園をはじめ、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)、神戸市立王子動物園にパンダを訪ねた。

 「どこもパンダ舎の前にいくと、のんびりとした雰囲気が漂っていた。シンプルで優しいイメージがあり、一つ一つの動きがユーモラスなので撮っていて飽きない」。以来、パンダ通いがスタート。十数年ぶりとなるパンダ写真展の会場には、双子のパンダに授乳していたり、飼育員にだっこされていたり、見ると思わずほおが緩む写真が並ぶ。

 福田さんは、上野動物園で昨年六月に誕生したシャンシャンの元にも、観覧が抽選でなくなった二月に十四日間通った。「一日に三十秒ぐらいしか撮影時間がないのに、寝ていることが多かった。でも、ネコのように勝手気ままで、お客さんにサービスしないのがパンダのいいところ。食事シーンを運良く撮ることができた」と笑顔で話す。

 三月四日午後二時から、ギャラリートークを実施。それぞれの写真を撮影した際のエピソードなどを福田さんが語る。会場には、百円ショップで買ったお菓子など、パンダグッズも並ぶ。

 三月七日まで。午前十時〜午後五時(最終日は四時)。入場無料。問い合わせは福田さん=電070(3199)5748=へ。     

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報