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【東京】

忘れぬ3・11 音にのせ 東久留米で11日コンサート

昨年の「忘れまいその日コンサート」=東久留米市で

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 東日本大震災から七年となる十一日、東久留米市の成美教育文化会館で、地元の音楽家、現代美術家らによるコンサートや作品展などが開かれる。主催者は「震災の記憶を風化させないで」と来場を呼び掛けている。 (鈴木貴彦)

 イベントは「忘れまいその日コンサート&大小島真木(おおこじままき)作品展覧会」。実行委員長の元小学校教師小日向(こひなた)恵美子さん(69)は、岩手県大槌町在住の高校時代の同級生の男性が津波で亡くなったのを悼み、震災翌年の二〇一二年から被災の記憶を新たにするコンサートを開いてきた。「その人が吹奏楽部でラッパを吹いていたのを思い出して」と小日向さん。以来毎年開催し、一回の中断をはさんで今年が六回目となる。

 小日向さんは「被災者はもちろん、東京に住む私たちも震災でつらい思いをした。あの日を忘れず心の復興と命の大切さを考える日にしたい」と話している。

 十一日は三部構成。第一部のコンサートは午後一時半〜三時。東久留米児童合唱団「そよかぜ」や東久留米演奏家協会のメンバーらが出演する。第二部は同三時二十分から、鯨など海洋生物を得意とする市内在住の大小島さんのトークイベント。大小島さんは、大槌町に今年再建される東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターに壁画を描くことが決まっており、海や震災、壁画制作への思いを語る。第三部は同五時二十分からで、同センターの青山潤教授が講演する。当日と十三、十四日は会館内で大小島さんの作品展もある。

 入場料は一部、二部合わせて二千円。三部と作品展は無料。問い合わせは実行委=電042(474)3738=へ。

 

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