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【東京】

被災地の今 感じた交流 多摩の小中生、福島へ

あいさつを交わす多摩中と浪江中の生徒=福島県二本松市で(桜ケ丘商店会連合会提供)

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 東日本大震災の被災地の今を知ろうと、多摩市の小中学生が二月、福島県二本松市を訪れた。初めての被災地で何を感じたか。十日に多摩市で開かれる「復興フォーラム2018」で子どもたちの発表がある。 (栗原淳)

 交流事業は、京王線聖蹟桜ケ丘駅前の「桜ケ丘商店会連合会」の主催。これまでは「せいせき桜まつり」のプレイベントとして毎年春に開く復興フォーラムに合わせて、福島の子どもたちを招いてきたが、今回初めて、多摩市の子どもたちを福島へ送った。交通費は協賛金でまかなった。市立多摩中の五人、多摩第一小の十人が参加した。

 原発事故のために同県浪江町から避難している小中学生を訪ねた。自己紹介や、プレゼント交換の後、教員から町の被災状況や復興について説明を受けた。

 今春、町の中学校が再開するが、ここの生徒は誰も戻らないという話だった。震災から七年がたち、生活の基盤が町外にあるためだという。帰還を巡る現実を知った多摩中一年の宮下矢真(あろま)さん(13)は「苦労を経験しながらも、故郷を取り戻したいという復興への強い気持ちを感じた」と話した。

 復興フォーラムは十日午後一時二十分から、関戸公民館ヴィータホール(関戸四)で。「再生可能エネルギーがもたらす希望」がテーマ。交流に参加した小中学生の発表のほか、城南信用金庫顧問吉原毅さんの講演、阿部裕行市長らが加わるパネルディスカッションがある。定員二百五十人、無料。問い合わせは連合会事務局=電042(373)5869=へ。

 

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