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【東京】

福島への望郷の念50枚に 浪江出身・高木さん 練馬で写真展

浪江町出身の高木さんが東日本大震災後のふるさとを追いかけた写真展=練馬区で

写真

 福島県浪江町出身で都内在住のアマチュア写真家、高木成幸(しげゆき)さん(74)の写真展「故郷 福島 放射能を撮る」が十一日まで練馬区栄町のギャラリー古藤(ふるとう)で開かれている。

 高木さんは福島第一原発事故直後の二〇一一年三月末から生まれ故郷やその周辺地域を巡り、若いころから趣味だったカメラで昨年四月まで、約六万枚を撮り続けた。

 倒壊した家屋や地盤沈下のまちの惨状、救援捜索活動、避難所の人々、など会場には約五十枚。震災前の自然豊かな街並みの写真も合わせて展示した。崩れ落ちた生家の写真には「大好きななまこ壁は割れ落ちてしまった」と高木さんの切ない思いが伝わるキャプションがついている。

 高木さんは現在、膵臓(すいぞう)がんで闘病中。会場には来られないが、「放射能汚染袋が山積みになった汚れたフクシマと自然豊かだったかつてのフクシマ。私の写真を見て感じてほしい」と支援者に話しているという。

 写真展は「第七回江古田映画祭3・11福島を忘れない」(十一日まで)の一環で企画され、観賞は無料。問い合わせは同ギャラリー=電03(3948)5328=へ。 (梅村武史)

 

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