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【東京】

<論戦 都議会>警察・消防委 つきまとい行為規制強化 議員から懸念も

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 都議会の警察・消防委員会は十九日、つきまとい行為などの規制を強化する都迷惑防止条例の改正案を審議した。警察の恣意(しい)的な運用の懸念について、警視庁の幹部は「乱用防止規定があり、政治や組合活動、報道などは対象にならない」と述べた。

 改正案では、禁止するつきまとい行為について、行動の監視を相手に告げることなどを新たに加えた。橘正剛氏(公明)は、政権や企業への抗議活動などが対象にならないか質問。警視庁側は「都民の権利を不当に侵害しないように留意」などの規定が既にあり、「これを順守して適切に運用する」と答えた。

 都市整備委員会では、岸記念体育会館の移転を巡るこれまでの答弁について、都側は「説明に丁寧さを欠いた部分があった。おわびする」と陳謝した。共産は十三日の予算特別委員会で、虚偽答弁があったと批判していた。

 政治家の関与については「国会議員の協力支援も不可欠だった。働きかけに不正や不当なことがあったら問題だが、今回は内部で検証し、法的に問題がないと(結論が)出ている」と説明した。 (川田篤志、榊原智康)

◆森川清志記者・傍聴記 すき間と段差

 小池知事が平昌(ピョンチャン)パラリンピックの視察から帰国したこの日、公営企業委員会では都営地下鉄のバリアフリー対策などが審議された。

 斉藤真里子氏(共産)は、白杖(はくじょう)を持つ視覚障害者が三田駅で電車に乗る際、すき間から足の付け根まで落ちた話を紹介。駅に近い都障害者福祉会館からの帰りで、一緒にいた人たちが引き上げたという。「三田駅は、さまざまな障害のある方が多く利用している」と対策を求めた。

 都側は、発光器の設置や注意喚起放送のほか、要望に応じて駅係員が対応しているとしつつ「すき間対策に取り組んでいく」と説明。ほかの駅について、電車とホームの段差に関する質問も出て、引き続き取り組むとした。

 委員会を傍聴していた板橋区の今福義明さん(59)は、電動車いすの利用者。「車いすのまま一人で電車を乗り降りできるというのが最高の夢」と話した。できることから、一歩でも半歩でも前に進めたい。

 

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