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【東京】

チマ・チョゴリ着て友好育む 荒川で交流団体春の集い

チマ・チョゴリのファッションショーに出る参加者=荒川区で

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 荒川区の日本人と在日コリアンが交流する団体「荒川日朝婦人の集い」の春の集いが24日、区内で開かれた。朝鮮料理の弁当で会食したほか、朝鮮半島の民族衣装チマ・チョゴリを着るファッションショーも5年ぶりに催され、日朝関係が緊迫しても互いを理解し合おうと、楽しい時間を共有した。 (中村真暁)

 集いには、区職員や区議、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者らも含めた約百十人が出席。冒頭、中原純子世話人が「朝鮮半島情勢は一層緊張するが、春の来ない冬はない。四十年超の経験から一喜一憂せずに見守りたい」とあいさつ。在日コリアンの金錦汝(きむくむにょ)さん(60)も「差別は文化的な違いを理解できないところからくると思う。理解を深めるため、知りたいことがあれば声をかけて」と呼び掛けた。

 ファッションショーでは、子どもを含めた希望者約二十人が赤やピンク、黄色といったチマ・チョゴリを着て会場内を歩いた。ポーズを取ると、参加者から拍手が起こった。初めてチマ・チョゴリを着た保育士の黒岩舞さん(31)は「着心地がよく、色も鮮やかで華やかな気持ち」。娘二人と参加したバランスボールインストラクターの金里愛(きむりえ)さん(34)は「日本人も喜んで着てくれて、とてもうれしかった」とにこやかだ。

 婦人の集いは一九七七年に発足。年に数回、料理講習会や朝鮮半島に関する勉強会を開いており、毎年、この時期の集いでは会食をしている。

 荒川区によると、区の韓国・朝鮮籍の人口割合は2・6%で、東京二十三区では新宿区に次いで多いという。

 

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