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【東京】

「国連の世界共通目標」学んだ中学生 小中高生20人集め 自主勉強会

大野さん(左から2人目)の話を聞く参加者ら。左端が桜井君=千代田区富士見で

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 自由研究で国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」について学んだ都内在住で学芸大付属竹早中学校(文京区)二年の桜井晃太郎君(14)が、都内の小中高校生約二十人を集めた自主勉強会を千代田区内で開いた。

 SDGsは、二〇一五年の国連特別サミットで全会一致で採択された世界共通の目標。貧困をなくす、質の高い教育をみんなに、ジェンダー平等を実現、など十七項目からなる。

 桜井君は昨年の夏休みに米国の国連本部を訪れてSDGsを知り、中学生の自分に何ができるかを調べ自由研究で発表。計画実現には多くの人に考えを広めることが欠かせないと考え、勉強会を思いついた。

 この日は「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の大野容子さんを講師に招いた。世界では「毎日一万六千人が五歳になる前に命を落としている」「六人に一人は学校に通えていない」などの実情を聞いた参加者らは「自分がいかに恵まれているかわかった」「食べ物を残さないなど、できることから始めたい」など感想を述べ合った。

 父と兄と三人で参加した中一の茨(いばら)さくらさん(12)は「使い終わったインクカートリッジやスマホをリサイクルする意味がわかった。友達にも伝えたい」と話した。桜井君は「僕にはない視点があり、やって良かった。将来は国連職員になってSDGsの次の目標に携わりたい」と語った。 (井上圭子)

 

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